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今、お金を使うのが怖い〜2度目の借金〜

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旦那の借金が発覚したのは、これで2回目です。

1回目のとき、自分が選んだ結婚相手であり、そこまで金銭面をチェックしなかった事を後悔しました。

もう二度とないと思ったし、そう信じたかったです。

2回目を知ったときのことは、うまく言葉にできません。

怒りもありました。でもそれ以上に、力が抜けるような感覚でした。

悲しいけど、泣けない。子供と私の未来はどうなってしまうのか、想像が出来ず、何とも言えません

でした。そして、自分を責めました。

私が育った環境は、小学生では、習い事を色々やって、中学生から塾に行かせてもらっていました。

それが普通な環境でした。借金する人の考え方が、まるでわかりませんでした。何でお金がないのに、

いろんなところにお金をかけるのか。

借金が発覚した時より、長い返済期間の方が辛いです。頑張っても頑張っても、ゴールは遠いんです。

着実に返済しているのですが、まだまだ残額が沢山あるのです。

やるせない、という言葉しか出てこない

借金をしたのは私ではありません。

それなのに、返すのは我が家です。つまり、私も仕事をどれだけ頑張っても、外食や旅行などの贅沢は

出来ません。

スーパーで安いものを選ぶのも、セールに行かないと決めているのも、夫の弁当を作るのも、私です。

1食いくらかを計算して、食費を5万円以下に収めているのも私です。

私が使った借金ではないのに、私が我慢しているこの気持ちをうまく整理できないのです。

怒っても減らないし、責めても戻ってこない。

かといって、納得しているわけでもない。

やるせないのです。

自分が使うときだけ、怖くなる

一番つらかったのは、お金を使うのが怖くなったことです。

必要なものでも、ためらう。

「これを買ったら、そのぶん返済が遅れる」と思ってしまいます。

使った後に、罪悪感が残ります。

おかしな話です。使ったのは私ではないのに、怖がっているのは私。

自由に使った人がいて、怖くて使えない人がいる。その両方が同じ家にいます。

誰にも言えない

借金の話は、人にしづらいです。

家族にも、友人にも言えませんでした。

言えば心配をかけるし、夫のことを悪く言われるのも、それはそれで嫌でした。

黙って、自分の中に置いておくしかない。

その時間が、一番ネガティブでした。

資格の勉強を始めた

去年の10月から、簿記3級の勉強を始めました。

はっきりした理由があったわけではありません。

ただ、家計のことばかり考える毎日だったので、お金の仕組みを知りたいと思ったのだと思います。

使ったのは、問題集1,870円と電卓1,088円。受験料を入れて6,808円。

この6,808円を出すのにも、少しためらいました。子供の為ではなく、自分のために使うお金ほど、

怖いのです。

合格して、変わったこと

今年の8月に合格しました。11ヶ月かかりました。

変わったのは、お金の知識より気持ちの方です。

少しだけ、自信が持てました。

借金があると、自分を責める時間が増えます。

私のせいではないとわかっているのに、「気づけなかったのは私だ」「見抜けなかったのは私だ」と考えてしまう。

2回目ともなると、なおさらです。

でも、11ヶ月かけて続けたことが、ちゃんと結果になった。

それは「自分にもできることがある」という、小さいけれど確かな証明でした。

返済は私のものじゃないけど、資格は私のもの

一番大きかったのは、これかもしれません。

借金は私が作ったものではありません。

返済も、本当は私の役目ではないはずです。

それなのに、日々の我慢は全部こちらに来ます。

でも、資格は違いました。

勉強したのは私です。11ヶ月続けたのも私です。合格したのも私です。

これだけは、誰かが使ってしまうこともないし、誰かのせいで消えることもない。

私のものだと言い切れるものが、ひとつできました。

それが、思っていたよりずっと大きかったです。

やるせなさは、まだ消えていない

正直に書きます。

合格したからといって、やるせなさが消えたわけではありません。

借金が減るわけでもありません。ふとした瞬間に、また同じ気持ちになります。

ただ、前より少しだけ前を向ける日が増えました。

それだけでも、今の私には十分でした。

同じ状況の方へ

資格を取りましょう、とは言いません。

簿記が合う人もいれば、合わない人もいます。

ただ、もし同じように「自分が使ったわけでもないのに、我慢している」という方がいたら。

返済とは別に、自分のものだと言えるものを、ひとつ持っておくといいと思います。

資格でも、記録でも、何でもいいのだと思います。続けられたことで自信がつきます。

返済は終わりが見えなくて、進んでいる実感が全くありません。まだまだ先が長いのです。

その中で「これは自分のものだ」と言えるものがあると、気持ちの置き場所ができます。

私の場合は、それが6,808円の資格でした。

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